2月の初旬にお客様から4階建てビルの屋上に設置してある高架水槽が、強風等の影響で飛ばされないだろうか心配だ との連絡を頂き、現場を見に伺いました。屋上に上がり、すぐ目に入ったのが、架台がサビによる腐食で、高架水槽を載せている鉄板が下がって捲れ上がってしまっている状態でした。

 

架台の補強か高架水槽も含め撤去し新たに配管するか2つの案がでましたが、後者を選択し、ビル全体の給水状況を調べる事にしました。
1階にテナントが2件入っており、そちらは、水道メーターから直接分岐して給水されていましたが、2階、3階テナントの共有の給湯室、トイレは給水経路がわからず、最終的には高架水槽を解体する時の配管をチェックするしかありませんでした。また屋上には加圧ポンプが設置してあり、4階、5階の水を出すと稼働する状態でしたので、こちらは4階、5階専用のポンプで配管も分かりました。


先日、実際の工事を行いました。まずは、水道メーターのバルブを締め高架水槽から分岐して配管されていた管を切断、1階からの給水管はプラグ止めをして、水道メーターの元栓を開けて、各階を確認したところ、1階は通常通り水は出ました。しかし、2階、3階の水が出ない状態になっており、これは、直接繋がっていません。やはり一旦高架水槽へ直結で給水していたとわかりました。今回は小型受水槽500Ⅼと加圧ポンプを新たに設置しますので今回の状況を考え配管、設置します。4階までの水圧はかなりあるので、1階からのポンプアップは不要です。実際にポンプ室のポンプ配管は切断してありました。配管の状況を踏まえまずは解体、撤去作業です。タンク内の水抜きをし細かくバラしていきます。

  

こちらは解体専門の職人さんへ依頼。解体作業中にこちらは、4階のシャワートイレの交換をしました。こちらの工事も依頼されておりました。コロナウウィルスの関係で商品の納期が未定でしたが、ちょうどこの日に入荷すると連絡があり、作業出来て良かったです。アメージュZAリトイレを設置しました。

  

高架水槽の解体完了後に受水槽、ポンプを設置します。

 

配管接続後、バルブを開け、2階、3階の給水状況を確認し、無事水が出ました。4階、5階も問題なく水の出を確認しました。今回の高架水槽の撤去は、将来のメンテナンスと安全面も考えて、交換出来良かったと思いました。